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富山の伝統工芸品「高岡銅器」とは?

      2016/04/05

takaoka_douki01_l画像提供:高岡市

高岡銅器(たかおかどうき)とは?

高岡銅器とは、富山県高岡市で製造される鋳物(いもの)の工芸品です。
1975年(昭和50年)には、「国指定伝統的工芸品」として指定され、
さらに1979年(昭和54年)には「特定産業の産地指定」も受けました。
高岡銅器の歴史は古く、その発祥は今から約400年前の江戸時代までさかのぼりますが、
先人たちの技術や知恵は、今でも高岡の職人たちに受け継がれており、
鍋や釜などの、身近な日用品だけでなく、デザイン性の高い美術工芸品まで
現在ではその技術・デザインセンスは幅広く、様々な加工品として世界中に発信されています。

現在高岡では、日本における銅器生産の9割を超えるシェアを占めています。
私たちがよく目にする銅器製品のほとんどは、高岡市で作られているといっても過言ではありません。
梵鐘や銅像など大型の銅器製品から、香炉・香立、茶器まで、鋳造技術の高さには定評があります。
現在ではその高い技術だけでなく、伝統を重んじつつ、新しいデザインを取り入れた、
デザインン性にとんだ様々な製品も作られています。

 

高岡銅器の歴史は?

高岡銅器の歴史は古く、今から約400年前の江戸時代にさかのぼります。
1609年加賀藩主の前田利長が高岡城へ入場した際、高岡の街を繁栄させるために、
金森弥右衛門ほか数人の鋳造師を高岡市金屋町に呼び寄せました。
彼らは最初、銅ではなく、鉄を使って鍋や釜などの日用品(鉄鋳物)を作っていましたが、
時代が進むにつれ、街の人々の生活スタイルも豊かに変化し、
人々の需要を受け銅器やその他素材での仏具、花瓶、茶道具等の生産も始まりました。

明治時代になり、日用品から美術工芸品までさらに幅広いジャンルの製品が作られるようになりました。
またこのころ、ロンドンやパリの万国博覧会で紹介され、高岡の銅器が美術品として世界へと発信されます。

1975年(昭和50年)には、「国指定伝統的工芸品」として指定され、
さらに1979年(昭和54年)には「特定産業の産地指定」も受けました。
現在ではその技術・デザインセンスは幅広く、様々な加工品として世界中に発信されています。

 

高岡銅器はこんなものも作っています。

高岡銅器の製品は、大仏・仏像・梵鐘・花器、香炉・香立、茶器など様々なものが作られていますが、
近年町おこしの一環として、全国の自治体が各地にちなんだ漫画のキャラクターの銅像を設置するようになり、
その多くの銅像を高岡の銅器メーカーが引き受けています。
最近だと、2016年3月26日に開業した、北海道新幹線の新函館北斗駅(北海道北斗市)併設の北斗市観光交流センターに置かれた「ケンシロウ銅像」を作られたことでも有名です。

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